ミルキーはママの味で、有名な不二家ペコちゃんの都市伝説について、あなたは聞いたことがありますか？一部ではペコちゃんにまつわる怖い話がまことしやかに噂されています。果たしてその内容は何なのか、以下で解き明かしましょう。あなたも共感するかもしれない、衝撃の真実が待っています。
ペコちゃん都市伝説について知ろう
広辞苑によると、「都市伝説」とは現代の都市で生まれ、広く口承される根拠のない噂話と定義されています。都市伝説に共通している点は、ゾッとするような怖い部分が多いことです。
真実・史実も含まれているのではないかと思う部分がある噂が伝説として広まっている要因かもしれません。ペコちゃんの都市伝説にしても他の都市伝説のように、怖い話となっています。
しかし、ペコちゃんの都市伝説は単純な恐怖感を抱くというより、納得できる部分もあります。そのため、より現実味があるように思い、広く知られるようになったのでしょう。
ペコちゃん都市伝説とは？
ペコちゃんの都市伝説の時代背景は戦時中と言われています。後述するペコちゃんのキャラクター設定と合わないように思いますが、不二家は1938年（昭和13年）に創業した老舗菓子店です。
戦前にペコちゃんのモデルとなった女の子がいたとしても不思議ではありません。
ペコちゃん都市伝説とはどんな話か？
戦時中で食べるものも十分にない時代に生きていた幼いペコちゃんは、毎日「お腹が空いた」とお母さんに訴えていました。お腹を少しでも満たしてあげたいお母さんは、自分の腕の肉をペコちゃんに与えてしまいます。
始めは驚いて食べることを拒否していたペコちゃんですが、空腹には勝つことができず、その肉を食べてしまいます。そして、その味は想定以上のおいしさだと気づいてしまったのです。
その後、栄養失調で亡くなってしまったお母さんを全て食べつくし、しばらく生きながらえたという話です。
ペコちゃんのチャームポイントでもあるペロリと出した舌は、頬についた母親の血をなめているとも言われています。
他にも、「お腹を満たすためにペコちゃんにお母さんが自分の血を飲ませていたために、血の味を覚えてしまい、最終的にはお母さんを食べてしまった」や「お母さんの肉のおいしさを知ってしまい、お母さんを丸ごと食べるためにあやめてしまった」などと一部異なる形で伝わっているものもあります。
ペコちゃん都市伝説が生まれた背景とは？
不二家は1938年（昭和13年）に創業した老舗菓子店です。そして、ペコちゃんが不二家の店頭人形としてデビューした年が1950年（昭和25年）です。
第二次世界大戦終結は1945年8月ですので、都市伝説の内容とは合わないように思います。しかし、この話を後年聞いた不二家の創業者が、その女の子をモデルにしてペコちゃんというキャラクターを作ったとも言われています。
空腹に苦しんだ結果、自らの母親を食べるという苦渋の選択をしたペコちゃんを気の毒に思い、これからの日本の子供たちが二度と同じように苦しむことのないようにという願いから店頭人形として設置したという話しもあります。
ペコちゃん都市伝説が広まった理由
ペコちゃんにまつわる都市伝説が広まった理由には、いくつかの要因があります。まず、ペコちゃんの付いた商品の多くは昭和30年代から発売されており、長い歴史があります。そのため、多くの人々が愛着を持ち、親しんできた商品であることが背景にあると言えます。
また、この都市伝説が広まった時期は、インターネットが普及し始めたころでもあり、情報の共有がしやすくなった時期と重なります。さらに、不二家が広告などでペコちゃんの背景やストーリーを明確にしなかったことも、この都市伝説が広がる要因になったと考えられます。
それに加えて、ペコちゃんの表情が不気味で、容器の裏面に「私は誰でしょう？」と書かれていたことも、この都市伝説が広まるきっかけとなりました。これらの要素が、都市伝説として広まるには十分な理由だったと考えられます。
その一方で、不二家はこの都市伝説を否定しており、ペコちゃんのモデルの少女は実在した人物ではなく、創作のキャラクターであるとしています。
しかし、この都市伝説は未だに多くの人々に語り継がれており、一種の伝説として定着しています。
ペコちゃん都市伝説が広まったメディアとは？
ペコちゃん都市伝説が広まったメディアとしては、主にインターネットやSNSアプリが挙げられます。1990年代後半から2000年代初頭にかけて、インターネットが普及すると同時に急速に広がったとされています。
特に、2ちゃんねるという掲示板サイトでの書き込みがきっかけとなり、多くの人々に拡散されました。また、インターネット上にはペコちゃん都市伝説に関するブログやサイト、動画なども多数存在しており、これらのメディアを通じてさらに広がっていきました。
さらに、一部のテレビ番組でもこの都市伝説が取り上げられ、視聴者に、一気に知名度が広がったとされています。ただし、テレビ番組で取り上げられた際には、不二家が都市伝説を否定していることも併せて伝えられ、真偽についての見解が分かれるようになりました。
このように、不二家ペコちゃん都市伝説は、インターネットやSNSを中心に広がり、一部のメディアでも取り上げられたことが、その広がりを後押ししたと言えます。
しかし、真偽については明確にされておらず、一種の伝説として今も語り継がれています。
ペコちゃんについて知ろう
ペコちゃんは、不二家のマスコットキャラクターの女の子です。誕生して以来、多くの人々から愛され続けています。
ペコちゃんは、不二家の代表的存在であり、シンプルで可愛らしいデザインが人気の秘訣です。
また、ペコちゃんをモチーフにした様々なグッズが販売されており、多くの人々に親しまれています。
ペコちゃんとはどのようなキャラクターか？
ペコちゃんとは、お菓子が大好きな女の子で年齢は永遠の６歳。
身長：100cm、体重：15kg。
名前の由来は“子牛”の愛称「べこ」を西洋風にアレンジしたものとされています。
性格は明るく元気で、チャームポイントはほっぺに出している舌です。
引用元：不二家公式ホームページ「ペコちゃんの歴史」
https://www.fujiya-peko.co.jp/pekoroom/history/
ペコちゃんのデザインと特徴
ペコちゃんは赤やピンクの衣装を着ていることが多いですが、誕生当初から季節感のあるファッショナブルな服を着ています。
時代の流行も柔軟に取り入れた衣装を着ることもあります。ペコちゃんの表情の特徴と言えば、大きな目と口です。目はクリクリとした形で、黒い瞳がキラキラと輝いています。口は大きく、舌がペロリと見えています。
また、頭にはリボンが付いていて、女の子らしさと可愛さを表現しています。
ペコちゃんが愛される理由とは？
ペコちゃんは不二家の代表的な製品と一緒に登場することが多く、その組み合わせが非常に印象的です。ペコちゃんと一緒に写った広告やパッケージなどで見かけることが多いため、多くの人々に親しまれています。
また、ペコちゃんは不二家の歴史に根付いたキャラクターであるため、多くの人々にとっては懐かしい存在でもあります。子供の頃に家族と一緒に不二家の店舗を訪れた思い出などが、ペコちゃんに対する愛着や親近感を醸成していることもあるでしょう。
そのため、多くの人々から愛されるマスコットキャラクターとして定着していると言えるでしょう。
ペコちゃん都市伝説に隠された秘密とは？驚愕の真相が怖すぎ【まとめ】
ミルキーはママの味で有名なペコちゃんは、多くの人に愛されているキャラクターです。しかし、彼女には都市伝説も存在します。
有名なものは、戦時中に生きていた幼い女の子がペコちゃんのモデルとなっているという話です。
それは、食べ物に困るような食糧難の時代に生きていた女の子が、自分のお母さんを食べてしまったという衝撃の内容です。
ペコちゃんのチャームポイントでもあるペロンと出した舌は、頬についた母親の血をなめているとまで言われています。
他にも少し異なる形で伝わる都市伝説もありますが、いずれにせよ、その真偽については不明です。
ペコちゃんのかわいらしい愛されるキャラクターとしての魅力に加え、不気味さを感じさせるエピソードもあるため、人々の興味を引き続けています。