「東横インの朝食はひどい」という口コミを見かけますが、果たして本当でしょうか？実際に提供されている朝食メニューのバリエーションや質、サービスについて、詳しく解説しています。これから東横インを利用しようと考えている方は口コミだけで判断せず、ぜひ参考にしてみてください。
東横インの朝食の実態とは？
東横インは、「全ホテル、無料朝食サービスを実施。全メニュー無料！」とうたっています。
公式サイト（参照元：https://www.toyoko-inn.com/feature/breakfast?lcl_id=ja）によると、地元素材にこだわった食材を取り入れ、採れたて野菜や地元米など『その土地ならでは』の素材を使った朝食が提供されているそうです。
和食と洋食のバランスが良く、品数も豊富に見えます。
しかし、「東横インの朝食はひどい」という評判もあるようです。具体的にはどのような内容なのか以下で解説します。
東横インの朝食についての口コミ・評価を調査
東横インの朝食についての口コミ・評価を見てみると、以下のような意見が寄せられています。
口コミ1
和食も洋食も充実していて、種類も豊富。特に、鮭の塩焼きが美味しかったです。量は少なめかなと感じました。
口コミ2
朝から体に良さそうな和食メニューが多く、健康志向の私には嬉しい朝食でした。ただ、朝食場所が混雑していたので、ゆっくりと食事を楽しむことができませんでした。
口コミ3
朝からしっかりと栄養を取りたい人にはうってつけの朝食ですが、料金に対しての満足度はあまり高くありませんでした。朝食が付いている分、料金が少し高いのかもしれません。
口コミ4
9:00過ぎに朝食会場へ行きましたが、ご飯がありませんでした。パンは少し残っていましたが、おかずがほとんどなくなっていました。朝食時間は9:30までとなっていましたが、追加・補充はされないようで、残念でした。
口コミ5
８:00に朝食を食べに行ったら、おかずは硬い大豆の入ったひじきとわかめが少量のみ。バターロールも冷えていてパサパサで食べられず、すごく薄いコーヒーだけ飲みました。
ネット上での口コミを見る限り、東横インの朝食は和食と洋食の両方が揃っているバランスの良いメニューとして好評です。
しかし一方で、宿泊客で混雑していても追加や補充されず、種類が少ない場合もあるようです。どこの東横インなのか、あるいは利用する時間帯にもよりますが、満足度は個人差が大きいことが分かります。
東横インの朝食メニュー内容を確認
ここでは東横インの朝食を確認していきます。
和食メニューの例
鮭の塩焼き、納豆、ひじきの煮物、卵焼き、おにぎり、おかゆ、味噌汁、サラダ
洋食メニューの例
パン（トースト、フランスパン、クロワッサン、食パンなど）、目玉焼き、ハム、ウインナー、スープ、サラダ、コーヒー・紅茶・ジュースなど。
和食では、鮭の塩焼きや納豆などの定番メニューに加え、地域限定で名物料理や郷土料理も提供されることがあります。
洋食も、パンの種類が豊富で、目玉焼きやハムなどの定番メニューが揃っています。飲み物についてはコーヒーや紅茶、ジュースから選ぶことができます。
東横インの朝食サービスについて
全国の東横インホテルチェーンで、無料朝食サービスが実施されています。提供形式や使われている材料、品質管理はどのようになっているのか、以下で解説します。
東横インの朝食の品質について
東横インの朝食には、主に地元の食材が使用されます。和食メニューには、地元の魚介類や野菜、豆腐などが使われ、洋食メニューには、新鮮な卵や野菜、パンが使われています。地元の食材を使用することで、その地域の特産品を知ることができます。
東横インでは、品質管理も徹底しています。食材の仕入れは、信頼できる業者から行われており、品質の悪い食材は使用されません。全国展開しているホテルチェーンとして、一定の基準を設け、各ホテルがその基準を守っています。
東横インの朝食の調理方法や提供形式について
東横インの朝食はビュッフェ形式で提供されます。朝食会場のテーブルに各種メニューが並べられています。好みに合わせてメニューを選べるため、自由度が高いのが特徴です。
さらに、調理についてもプロの目線で行われています。例えば、焼き魚は魚を開いてから軽く塩を振り、魚焼きグリルでじっくりと焼き上げます。スクランブルエッグは、卵と牛乳を混ぜ合わせてから、バターでゆっくりと火を通して作り上げます。
各ホテルのスタッフの皆さんが心を込めて作る朝食メニューは、素材の味を引き出し、美味しさを追求したものになっています。
東横インの朝食の改善策とは？
東横インでは、朝食の改善に積極的に取り組んでいます。宿泊者からのアンケートや意見を取り入れ、メニューや提供方法の改善がされています。
実際に行われている具体的な取り組みと、改善が期待できるポイントについて見てみましょう。
東横インの朝食改善に向けた取り組みを調査
東横インでは、朝食の品質向上を目指し、厳選された食材を使用しています。朝食メニューを見直し、地域の特色や季節感を取り入れたメニューを導入することで、宿泊客にとって魅力的な朝食を提供する企業努力が見られます。
具体的には、一部のホテルで「健康こだわり朝食」として、サラダバー、12種類以上の日替わりスープ、玄米を使用したおにぎりなど新しいメニューが提供されています。
日替わりスープの中には、カゴメや味の素、ココイチといった企業とタイアップしたメニューもあり、新規開業ホテルから順次導入されています。
さらに、朝食の提供形式にも変化があります。新型コロナウイルスの影響で、朝食会場でのビュッフェ形式は休止され、部屋食用の朝食が配膳されていました。現在では、ビュッフェ形式の朝食が復活していますが、部屋食もできるようにランチボックスが用意されているところもあります。
また、2022年8月からはフードロス削減のため、新たに朝食アンケートシステムが導入されています。それまでは予約人数をふまえて朝食の準備がされていましたが、アンケートシステムにより、実際に朝食を必要とする人数が分かるようになっています。
東横インの朝食改善に期待されるポイント
東横インが行っている朝食改善について、今後以下のポイントが期待されます。
メニューのバリエーションの拡充
現在、一部のホテルでは「健康こだわり朝食」を提供するなど、新しいメニューが登場しています。今後、様々なニーズに対応したメニューが用意されることが考えられます。
地域色を取り入れる
東横インは、全国各地に展開しているため、地域に合わせたメニューを提供することができます。例えば、新大阪東三国駅前では「たこ焼き」、佐世保駅前では「皿うどん」、新函館北斗駅南口では「塩辛」と「松前漬け」など、各地の特色ある食材や料理が取り入れられています。
すべてのホテルでこういった地域限定食が用意されると、宿泊が楽しみになります。
朝食メニューの追加、補充
東横インの一部のホテルでは朝食アンケートシステムが導入されています。それにより、朝食を必要とする人数を把握できるようになりました。
口コミにあったような、朝食メニューが追加されずに残っていないという問題は少なくなると考えられます。
朝食が充実しているホテルはココ！東横インで選ぶおすすめホテル
全国の東横インの中から、実際に新しいメニューが取り入れられていたり、朝食が人気の東横インのホテルを3つ紹介します。
東横INN 燕三条駅前（新潟県燕市）
2022年2月28日オープンしています。上記で紹介した企業とのタイアップメニューである『CoCo壱番屋監修 東横INNオリジナルカレースープ』が最初に導入されたホテルです。「朝カレー」という言葉もあるくらい、朝食×カレーの相性は抜群。
スパイスの風味をしっかり感じることができるカレースープは一度食べてみたいメニューです。
東横INN石垣島（沖縄県石垣市）
年間平均気温24.5℃の石垣島にあるホテルです。ホテルを拠点にして、西表島・竹富島などの離島への日帰り旅行ができることが大きなポイントですが、朝食メニューも魅力的となっています。
もずくやゴーヤサラダ、さんぴん茶やパインジュースなど沖縄らしさを感じられる要素が満載です。
東横ＩＮＮ品川港南口天王洲アイル（東京都23区内）
東京散策には交通の便が良いホテルです。羽田空港から東京モノレールで直通の天王洲アイル駅のすぐそばにあります。お台場や国際展示場などへ行くのも便利で、東京観光の拠点にもできることがポイントです。
朝食には、毎朝店舗で焼かれたパンが提供されています。曜日限定でカレーも用意されており、朝からしっかり食べて東京観光に出かけることができます。
東横イン朝食ひどいは嘘？リアルな声から徹底調査【まとめ】
東横インは全国に展開しているビジネスホテルチェーン店であり、無料朝食を提供しています。しかし、一部の利用者から「東横インの朝食がひどい」という口コミがあります。
東横インの朝食メニューには、和食と洋食があります。和食には、ごはんや味噌汁、おかずなどがあり、洋食にはトーストや卵料理、ヨーグルトなどがあります。
また、飲み物も複数種類も提供されています。朝食の内容は、地域によって多少異なることがありますが、基本的には同じメニューが提供されます。
東横インの朝食に不満を持つ人がいる一方で、多くの利用者からは「宿泊料金を考えれば、標準的で十分な内容」という評価がされています。
一般的なビジネスホテルの朝食と同じように標準的であり、品質や内容についても問題があるとは考えられません。
ビジネスホテルの朝食としては、バリエーションも多く、新しいサービスや試みも随時導入されており、むしろ今後の展開が期待できます。
ただし、地域によって異なることがあるので、利用する際には予め確認しておくことが大切です。