「今日は学校にどうしても行きたくない」「学校を休む方法が知りたい」「先生や友人にずる休みしたと思われたくない」こんな風に、思っていませんか?体調不良は当然ですが、心がしんどいとき、学校に行きたくないと思うのは自然なことです。この記事では、学校を休む方法や体験談を紹介します。
学校を休む方法1 仮病編
学校を休む方法で、親と先生に受け入れてもらいやすいのが病気です。では、仮病にはどんな種類があるでしょうか?
頭痛
朝起きて頭が痛いことは、誰にでもあることです。なので、朝起きて親に「頭がずきずきして学校に行けそうにないなあ」と言ってみましょう。「もしかして風邪かもしれない」と言えば親も、「今日は休んだ方がいい」と思うでしょう。
腹痛(下痢)
お腹が痛くて下痢をしているときは、周囲は休むことを納得します。できるだけ、トイレには行きましょう。頭痛と同じように「下痢したけど風邪かもしれない」と話すと親や先生に、「無理をしないで」と言われます。
めまい
めまいは、精神的なストレスでよく起こります。めまいがすると連絡した場合、先生は「学校に来てください」とは、言えないです。学校を休む方法で、頭痛・腹痛・めまいは、言い訳として使いやすいです。
学校を休む方法2 家庭の用事や事情
家庭の用事や事情で、学校を休むことができますが注意点もあります。
法事
法事で学校を休むときは、注意が必要です。法事は日にちが決まっているので、当日急に休むと怪しまれます。さらに、法事は3時間程度で終わるので遠方の親戚ということにしておくといいでしょう。
結婚式
親戚の結婚式は土日だけでなく、平日に行われることもあります。先生に何か言われた時は、「仲がいいのでどうしても行きたい」と伝えましょう。法事と同じように、日にちが決まっているので急には休みにくいです。
お葬式
親しかった人・親戚のお葬式で学校を休むことはあります。お葬式の場合は、急に休んでも不自然ではありません。親と一緒に県外に行くと言えば、2日以上休むことも可能です。
仮病なら、親も休むことを納得しています。しかし家庭の用事や事情で学校を休む場合、学校側が親に確認するケースもあります。
学校を休む方法3 旅行は認められる?
旅行で学校を休むのは、地域や学校によって対応が違います。通っている学校がどうなっているのか、調べておくと安心です。子供に貴重な体験をさせたいという親は、増えています。夏休みやゴールデンウィークに忙しい親は、平日に旅行に行きたいでしょう。
友人のお子さんが通っている中学校で「海外旅行に行くから学校を休む」と、正直に周囲に話したお子さんがいました。「それはダメ」とは、直接子供には言わなかったようですが、「羨ましい」と思ったママもいたようです。
旅行で欠席する場合は、注意点があります。運動会や発表会の直前は、避けるようにしましょう。担任の先生は、旅行の場合は正直に伝えてほしいと思っているでしょう。宿題はあとで提出しますと伝えるだけでも、印象が違ってきます。
学校を休む方法4 ヤフー知恵袋の体験談
学校を休んだ経験がある人の、体験談を紹介します。(ヤフー知恵袋)
吐き気とめまいがすると嘘を
勉強も部活もやる気がない、中2です。他の兄弟が優秀なので、自分だけできないのがいやになってずる休みしました。吐き気とめまいがすると、嘘をつきました。
少しほっとした
朝になると、気分がどうしても上がらず今日は休みました。宿題が溜まっていたら、夜中もやっています。でも、この掲示板を読んで応援してくれる人がいてほっとしました。
母が行かなくていいと言ってくれた
昨日と今日、学校を休みました。母が以前は「学校に行け」と言っていたので、どうしようかと思って涙が出ました。
その後、「もう行かなくていいよ」と言ってくれたのがうれしかった。
学校を休むと精神的に不安定になりますが、だれか味方になってくれる人がいると元気が出ます。
学校を休んだ時の不安は?
ここでは、学校を休んだ時の不安や対処法についてお話します。
勉強への不安
学校を何日か休んだ時は、勉強についていけるか不安になることがあります。しかし、後で勉強することで遅れは取り戻すことができます。最近では、ネットでも勉強できるサイトがあるので参加してみましょう。
友人関係への不安
学校を休むと、理由を聞いてくる友人がいますね。「うざいなあ」と感じることもあるでしょう。友人に理由を聞かれたくない場合は、まずは感謝の気持ちを伝えます。「ありがとう、でも大丈夫だから心配しないで」と、伝えましょう。
心が回復すると
学校を休んだ時は、いろいろなことが頭の中に浮かんできます。そんなときは、好きなことをやってリラックスしましょう。心が回復すると、少しずつ考え方も変化してくるでしょう。
学校を休む方法5 親にうまく伝えられないときは
学校を休みたいけど、親にうまく伝えられないときはどうすればいいでしょうか?
本当の理由は言わなくていい
親に「学校を休みたい」と言えば、理由を聞かれます。「先生が嫌いだから」「友人に仲間外れにされた」「好きな人に嫌われてしまった」
このような理由がある場合、正直に言わなくてもOK。頭が痛い・お腹が痛いと、言っておきましょう。
スクールカウンセラーに相談
通っている学校に、スクールカウンセラーの方がいれば相談してみましょう。相談した内容には守秘義務があるので、担任の先生にお願いして伝わらないようにすることも可能です。
ヤフー知恵袋に書き込み
ヤフー知恵袋は、匿名で相談できるネットの掲示板です。同じように悩んでいた人からの、アドバイスがもらえます。
学校を休むときに先生に伝えるNGな理由
学校を休むときには、先生に伝えるとNGな理由があります。
感染症
感染症になると、しばらくの間学校には行くことができません。学校に行くときは医師の診断書が必要になるので、嘘がすぐばれます。
身内のお葬式
身内のお葬式については、先生から詳細を聞かれます。ウソがばれたときは、周囲に不謹慎だと思われるでしょう。
怪我
怪我は見た目でわかるので、学校に行ったときに隠すのが難しくなります。先生に質問されても、すぐに答えられないケースもあるので避けましょう。
詳細を言わない方がいい時もある
学校を休むときに、詳細を伝えることで不自然な印象を与えることがあります。質問されていないことを、詳しく話すのは避けましょう。
休み明けで学校に行くときの注意点
休み明けに、学校に行くときはどのような注意点があるでしょうか?
周囲に伝えること
周囲には、体調がよくなったと伝えておくと安心です。「昨日は頭が痛かったけど1日寝たら良くなった」「お腹の調子が悪かったけど下痢止めが効いたみたい」このように話すと、普段通りでも違和感はありません。
質問には短く答える・話題を変える
友人に休んでいた理由を聞かれたら、短く答えましょう。「結婚式に参加したの?」「そうだよ」さらに、話題を変えるのもおすすめです。
「結婚式っていいよね」「そういえばテレビで見たけど野球選手の〇〇さん結婚発表があったね」「びっくりした。まさかあの女優さんとするとは思わなかった」
このように、他の話題で相手に質問しましょう。
小学生・中学生の学校に行きたくない理由
小学生・中学生は、どんな理由で学校に行きたくないのでしょうか?
小学生
- 眠たいから
- 授業やテストがつらい
- 友人とけんか
- 先生に怒られた
- 塾のほうが楽しい
中学生
- 勉強や授業の悩み
- 先生とうまくいかない
- 家庭に悩みがある
- 進路の不安
- 健康面
中学生になると、成績の順位がつけられるので勉強の悩みが増えます。さらに、友人関係も複雑になります。特に女子はグループができると、新たに入るのが難しくなるでしょう。中学3年になると、受験についての悩みも出てきます。
将来やりたいことがなくて、不安になることも多いでしょう。親に相談できないときは、つらくなりますね。勉強や友人関係のストレスが溜まると、体調に影響します。
高校生が長期学校に行かないとどうなる?
高校生が、長期学校を休むと単位が取れないので留年になります。出席日数だけでなく、定期テストについて基準がある学校もあります。単位が不足しても、補修で配慮してくれるケースもあるので確認しておきましょう。
留年が決まった場合は、いろいろな進路があります。
高校に残る
留年しても、もう1年学校に行って単位を取れば卒業が可能です。下級生と同じ教室で勉強するのが、つらいという人もいます。
他の高校や通信制高校に転入
全日制の学校は転入条件が厳しいので、通信制高校を選ぶ人が増えています。通信制高校は、通っていた高校の単位を引き継ぐことができるのが魅力。
高等学校卒業程度認定試験
自宅に居ながら、高等学校卒業程度認定試験を受けるという方法もあります。高等学校卒業程度認定試験に合格すれば、大学の受験も可能です。試験は年に2回行われるので、受験の手続きをしましょう。
高校生で留年しても、大学に行くチャンスはあります。
学校休む方法とは?|親や先生に納得してもらうコツとNGな方法【まとめ】
今回は、納得してもらいながらに学校を休む、方法について紹介しました。学校を休む理由を、親や先生に言いたくないこともあるかもしれません。
まずは自分の心を最優先に考えて、学校を休みましょう。頭痛・腹痛・めまいを理由に休むのが、一番ばれないズル休みの方法です。
感染症や身内のお葬式は、学校側から後で連絡があるケースが多いです。ヤフー知恵袋には、同じように悩んでいる人がいるので体験談を見てみましょう。
休み明けに友人にお休みのことで聞かれた場合は、できるだけ短く答えて話題を変える伝え方がおすすめです。
義務教育の場合は、休みが多くても進級できます。高校は単位が取れないと留年になりますが、その後いろいろな進路があることを知っておきましょう。